全国高校サッカー選手権の3回戦が31日に行われ、浦和駒場で青森山田(青森)が1―1からのPK戦5―3で飯塚(福岡)に勝利して3回戦に進出した。

 U―18プレミアリーグで高校年代日本一に輝いた最強王者の青森山田が、初戦でまさかの大苦戦。飯塚の堅守に手を焼いて無得点の展開が続くと、後半24分にゴール前の混戦からFW原翔聖(3年)に決められて先制を許してしまう。

 このまま万事休すかと思われたが、チームを救ったのはやはり最大の武器であるロングスローだった。後半34分、右サイドからDF小沼蒼珠(3年)がゴール前へロングスローを入れると、飯塚の守備が乱れる。その流れでこぼれ球からつないだMF後藤礼智(3年)が右サイドからクロスを上げると、FW米谷壮史(3年)が豪快なヘディングで起死回生の同点弾を突き刺した。

 窮地からロングスローで突破口を開いた青森山田は、PK戦で5―3と勝利し、辛くも3回戦進出を決めた。

 青森山田の〝代名詞〟であるロングスローが初戦からいきなり威力を発揮する格好となり、ファンも注目。「【公式】高校・大学サッカー ファンページ」のX(旧ツイッター)では「驚異のロングスロー」と題して同点の場面に着目。「同点ゴール やはり青森山田のロングスローは驚異!!」とクローズアップした。

 今大会も青森山田の〝伝家の宝刀〟ロングスローが脚光を浴びそうだ。