陸上女子1万メートルで日本歴代3位(30分45秒21)の記録を持つ拓大の不破聖衣来(3年)は、チームメートからパワーをもらったようだ。

 30日に行われた富士山女子駅伝(富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場、7区間43・4キロ)で拓大は、エースの不破を欠きながらも、2時間26分59秒で7位入賞。7区では新井沙希(2年)が区間賞を獲得した。新井は「去年は『エースに頼らない』って言っていた中でも、みんな心のどこかで『自分が』というところがなかったが、今年は一人ひとりがチームを支えるという思いで走れた」と振り返った。

 そんな頼れる仲間の姿に不破は「チームの状況的にみんなの仕上がりは良かった。自信を持って送り出せるチームだった。沙希ちゃんの爆走で7位まで来て、本当に感動した」と感謝しきりの様子。その上で「やっぱり自分も出たいという思いは強い。卒業まで自分抜きにならないようにしたいし、自分が出ない大会でも刺激はもらってるので、今度こそ、結果で恩返しができるように自分ももっと頑張りたい」と決意を新たにした。

 今回の結果には五十嵐利治監督も「聖衣来抜きでの入賞は大きい」と納得の表情。来年はエースとともにテッペンを目指す。