富士山女子駅伝(30日、富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場、7区間43・4キロ)を欠場した拓大の不破聖衣来(3年)が報道陣の取材に応じ、自身の現状とパリ五輪への思いについて語った。

 今大会の区間配置を決める上で、五十嵐監督は「ある程度走れるんだったら、走らせようかなとも思ったけど、聖衣来は無理をしてしまう」と再度のケガを防ぐことを重視した。それでも、練習は順調に積んでおり、不破は「今は強度はそんなに激しくないが、ポイント練習とかもできている」と明かした。

 現在の不破は、将来に向けて心技体を磨いている真っただ中だ。「この約2年間ずっと故障で悩んで、体づくりを一からやり直したりして、ケガをしにくい体になってきていると思うので、そこはあまりケガを怖がらずに、ちゃんと練習をやっていきたい」と展望を述べた。

 来年は「入学当時から目標にしていた」と話すパリ五輪が控えている。「可能性として0じゃない。今、こういう状況で本当に目指せるのかと言われたりもするが、1%でも可能性が残っていれば、0ではないので、狙っていきたい」と意気込んだ。

 今後は1万メートルの参加標準記録(30分40秒00)切りを狙うが「(大会が)ここしかないという状況ではないので、あんまり絞らずにいきたい」と自身の体調と相談しながら出走するレースを選択する方針。可能性がある限り、やれることは全部やる覚悟だ。