巨人の阿部慎之助監督(44)が原辰徳前監督(65)の思いを〝継承〟する。

 原前監督の試合中のベンチワークで目立った特徴の一つが、投手交代の際、マウンドに自ら行ったこと。今年1月の監督会議の際、時短のため審判部から要請があったとして、熟年指揮官は毎試合のようにマウンドに足を運んだ。

 巨人の風物詩ともなった光景。果たして新任の阿部監督はどうするのか。青年監督は「(マウンドに)行ける時は行った方がいいと思うし、そういうふうにはしようと。全部行けるかわからない。たくさん交代ある時とかは行けないかもしれないけど…」と「背番号83」と同じように、前任者から引き継ぐという。

 メリットとデメリットの両面も承知している。「だけど難しいところなんだよね。僕が行ったら交代、みたいに思われても嫌だし。そこがあるんでちょっと検討しようかなとは思いますね」と腕を組む。

 交代時だけではなく、助言のためにマウンドに行く可能性も示唆。新任監督らしく選手と近い距離で采配を振るうつもりだ。