元K―1ファイターの総合格闘技(MMA)挑戦はどうなるか。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)が注目を集める中〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)はMMAデビューする3人の元Kー1ファイターにメスを入れた

【RIZIN大みそか決戦をブッタ斬り(最終回)】今大会では芦澤竜誠が太田忍戦で、皇治が三浦孝太戦で、安保瑠輝也が久保優太戦でMMAデビューする。この試合を「生粋の総合格闘家」と言えるバカサバイバーはどう見るのか。

 まず、リオデジャネイロ五輪レスリング男子グレコローマン59キロ級銀メダルの太田に挑む芦澤について「まさに『これってなんなの?』って感じの試合だよね」と困惑気味に声をしゃがれさせる。

「このカードを聞いて、俺は『MMAって何なんだろう』って改めて考えさせられたんだよ。それで思ったのは『結局MMAって、ルールなんだよね』っていうことだった。武道とかみたいに、決して〝道〟ではない。ただのルール。この試合は『ルールがMMAなんだ』って思いながら見ようと思う」と考え込みながら話す。結果については「正直、芦澤の〝出落ち〟だと思う」とだけ口にした。

 一方で頼まれてMMAの練習を見ている皇治については「皇治のアニキは〝ケンカ〟をするしかない。MMAってうまさを競い合うルールじゃないから。だからアニキはMMAをしようとしたらダメなんだよ」と、対戦する孝太と経験の差は大きいとする。

 それでも仕上がりはいいとし「今日(25日)練習してたら『根性だけは負けませんよ』って言ってて、Vシネマみたいだった。確かにアニキは根性があるけど、問題は俺の会場に行きたいっていう意欲がなくなっていること。だって面倒くせえじゃん」と、ここに来てセコンドを務めることに難色を示し始めた。

 そして「今からでも大みそかの全日本に呼ばれないかな。そしたらアニキのセコンドを断れるのに…。全日本の大みそか、見に行きたいし…」と同日に行われる全日本プロレスの東京・国立代々木競技場第二体育館大会を光るメガネの先にとらえた。

 また、最後に急きょMMA挑戦を決め、10日に発表した安保は「笑止!!って感じですよ。それだけ」とバッサリ。最後に「年末年始はプロレス、格闘技、ボクシングと興行戦争だけど、俺が一番楽しみにしているのは1月7日のウナギ・サヤカ興行だ。なんてったって今年の俺が選ぶベストバウトは、11月にテーブルが割れず時間切れ引き分けだったウナギ・サヤカ vs 宮城(MICHIKO)だから」とよく分からないことを叫ぶと、自転車で年の瀬の喧騒を切り裂きながら走り去った。