大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)の三浦孝太戦で総合格闘技(MMA)デビューする〝世界の田中〟こと皇治(34)が決戦へ意気込みを激白。さらに、かつて水と油ながら今や練習をともにするようになった〝バカサバイバー〟青木真也(40)との関係を語った。

 初挑戦となるMMAの戦いで見せたいものを問われた皇治は「根性でしょ」と即答だ。さらに「MMAって一番、根性を見せられるスポーツじゃないですか。腕の1本2本、折れても戦うっていうのはホンマ見せどころやなと思います」と小鼻を膨らませた。

 MMAではこれまで主戦場としたキックと違い、KOと判定以外に「タップ」という決着もある。だが皇治はこれを「絶対せえへん」と一蹴した。練習を重ねている寝技への対応に自信があるとして、代表的な関節技と言える腕十字をかけられても「結構、俺(腕を)抜くのうまいんですよ」とニヤリ。これを踏まえて「でも(練習とかで腕が)伸びたら後で痛くなるんです。その日がなんともなくても、あとで女の子を腕枕していて思うんすよ。『イター』って」とモテてしゃあない話を披露する。そして「でも本番でタップすることはないです。もし腕を取られたら? パワーボムやわ。思い切りパワーボムして失神させたる」と二頭筋をアピールした。

 今回のMMA挑戦を前に、皇治は青木に支援を依頼。現在は青木との練習のほか、その紹介を受けたコーチ陣からも指導を受けている。青木との妙な関係について皇治は「真也も一匹だし、俺も一匹なので。一匹同士が同じ空間で練習しているだけの感じで、仲間というのはないです。俺は俺の生き方するし、真也は真也の生き方をしているし」と説明した。

 その青木も、来年1月28日にシンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」の東京・有明アリーナ大会でセージ・ノースカット(米国)戦を予定している。「ホンマに心から応援していますよ。勝っても負けても、あの人に対する見方は変わらないです」と話した。

 青木から組み技を習う一方で、皇治の本職である立ち技の練習も行っているといい「結構マススパーもするし、立ち技では俺の方がキャリアが長いので『こうした方がいい』とも言います。そしたら真也は、それでサンドバッグをガンガン殴るんですよ。いつまでたっても、ピュアな気持ちを持つのが強くなる秘訣なんやなって勉強させてもらってますね」とホメ殺し。最後には、青木の試合展開を「あの人、案外パンチがいいんですよ。『もっと打ったらいいのに』ってよく話しているので、もしかしたら〝ニュー青木〟が出てくるかもしれへん。打撃でKOとか」と予想した。