ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(30=大橋)が「モンスター」「史上最強」と呼ばれる理由をフランスメディア「RMCスポーツ」が報じた。

 同メディアは「パワー、スピード、精度、テクニック…井上尚弥が完璧なボクサーである理由」との見出しを付け、2000年シドニー五輪金メダルの元WBA世界ライトフライ級王者ブラヒム・アスロウム氏(44=フランス)が、井上を「体重が同じなら、(元世界ヘビ―級王者)デオンテイ・ワイルダーや(同ヘビー級3団体統一王者)マイク・タイソン(ともに米国)よりも強いパンチを与える。信じられないものだ」と絶賛したという。

 さらにアスロウム氏は「体重が50キロ台であっても、相手を簡単に吹き飛ばすのはスピードと精度が重要な役割を果たしている」とし「何よりも井上は鋼鉄のようなパンチを繰り出す。彼の拳にはダイナマイトが入っている」と解説した。

 また英国人トレーナーのジョー・ギャラガー氏は井上について「グローブの中にバズーカを入れて歩いているようだ」と表現。米国人トレーナーのスティーブン・エドワーズ氏は「軽量級では(世界6階級制覇王者)マニー・パッキャオ(フィリピン)のような選手たちと並んで史上最大のパンチャーと言える」と語ったという。

 井上はWBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)と4団体統一戦(26日、東京・有明アリーナ)に臨む。自慢の強打を武器に改めて「最強」であることを世界にアピールするはずだ。