ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)が、WBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との4団体統一戦(26日、東京・有明アリーナ)の前日計量に臨み、無事に一発パスした。

 55.2キロで計量をクリアした井上は、仕上がりについて「フィット感が、かなりあると思います」と手応えを口にする。同級での戦いは今年7月のスティーブン・フルトン戦に続き2戦目になるだけに「前回、スーパーバンタムで作る過程で『こうしたらいいかな』とか『ああしたらいいかな』というのが見えたっていうのは、実際に試合後に話していることなので。そこはもっとプラスに仕上げることができたかな」と、その経験を糧により良いコンディション作りに成功したと笑顔。「試合前日なので、内に秘めたものはあります」と拳を握った。

 計量後には55キロでクリアしたタパレスとフェイスオフで視線を交わし「表情もしっかり見れた。昨日よりも一段と絞ったなという感じはありましたね。(減量が)楽ではないのかなっていう感じには見えましたけど、アンダーでしっかり仕上げてきたので」と感想を語る。決戦に向けて「ここからのリカバリーをお互いどうしていくかが明日の大きな差になってくると思う。前回が(当日の体重が)60・1キロだった。今回もそれくらいでリングに上がろうかなと思っています」と闘志をみなぎらせていた。