ボクシングの世界2階級制覇王者でWBCスーパーバンタム級1位の〝悪童〟ことルイス・ネリ(29=メキシコ)のプロモーターを務めるフェルナンド・ベルトラン氏が統一王者との対戦が来年5月に予定されていると語った。

 日本でドーピング検査陽性や体重超過など数々の問題行動を起こし「悪童」と呼ばれているネリは、WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)とWBA&IBF同級王者のマーロン・タパレス(31=フィリピン)が激突する4団体統一戦(26日、東京・有明アリーナ)勝者の指名挑戦者に命じられている。

 専門メディア「ボクシング・シーン」によると、ベルトラン氏は「井上が良い成績を収めれば(来年)5月に対戦することになるだろう」と、早くも試合日程を定めた上で「正直に言うと、私はこの戦いに自信を持っている。とても良い戦いだ。私はネリが最高のファイターであると心から信じている。(井上は)ネリを待つだろうし、ネリが試合に勝つと信じている」と語ったという。

 同メディアは「ベルトラン氏は井上の共同プロモーターであるトップランク社と数十年にわたる関係があり、潜在的な取引を比較的容易に成立させられることを考慮すべきである」とし「試合は井上が注目されている日本で行われる可能性が高い」と指摘した。

 ネリは26日の4団体統一戦を日本で生観戦すると報じられている一方で、日本国内での活動について無期限禁止処分を受けている。大橋会長はネリの来日について「知らない」と語っていたが、井上はベルト統一を実現し、ネリと対戦することになるだろうか。