ボクシングの4団体統一戦(26日、東京・有明アリーナ)に臨むWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)の進化を所属ジムの大橋秀行会長が明言した。

 WBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)とのタイトル戦を控え、井上は15日に横浜市内で公開練習を行った。シャドーやサンドバッグ打ちで順調な仕上がりを見せたが、大橋会長は「常に進化しているから。練習量が増えている。スパーリングも普通の練習も」と断言する。最近は50~60ラウンド(R)だったというスパーリングも今回は116R行ったとして「質と量のどちらが増えたか? 両方ですね」と頼もしげ。昨年12月13日のポール・バトラー(イギリス)戦を引き合いに「最後のバンタム級では体重を落とすための練習だったけど、今は試合のための練習ができているのが大きい。そこがいいですね」と続けた。

 スーパーバンタム級に上がった井上について「パンチはもともと強いし、そこは階級を上げても不安はない」と断言。さらに「スピードがあるので、階級が上がるとスピードがより生きます。(井上の場合)体重を上げてもスピードが落ちない」と信頼を寄せた。また、生観戦するとしたWBCスーパーバンタム級1位の〝悪童〟ルイス・ネリ(28=メキシコ)については「知らない。現時点でそういうのはない。招待? していないです」とした。