ボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(34=志成)が大みそかに同級6位ホスベル・ペレス(ベネズエラ)との初防衛戦(東京・大田区総合体育館)を控える中、試合の生配信するABEMAの公式ユーチューブチャンネル「ABEMAボクシング」が新動画を更新。井岡が〝禁断の質問〟に口を開いた。

 大みそかの防衛戦に先駆けて、WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)がWBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との4団体統一戦(26日、東京・有明アリーナ)に臨む。動画の中では、お笑いコンビ・TKОの木下隆行が「井上尚弥選手、もう2階級違うから。一翔は率直にどういう存在で見ているの?」と直球で質問をぶつけた。

 井岡は「年齢は僕のほうが上ですね。もちろん、意識もするし…。意識してるっちゃ意識してるし、意識してないっちゃ意識してない。言葉にしづらい感覚やねんけど」と前置きした上で「自分と比べるのも…そもそも自分と人を比べたりしないけど、彼は彼で行き切ってるから。どっちが上とか下とか分からないけど、僕からすると彼の方がすごい次元で戦っているから。なおかつ世界的にも彼の方がもちろん評価も大きいと思うし、認知もされてるし」と語った。

 続けて「自分は自分のやるべきことをこれからも全うしてやっていくという気持ちやけど、彼に関しては同じ日本人として『すごいな』というふうにしか思わない。交わることはない? うーん、難しいんじゃない。だって、はるかに俺よりすごいことしてるやん、もう。すごいよ」とモンスターを称賛した。

 その上で「だから別に、現実的に彼と戦いたいとか、彼に対して『自分が日本人で一番注目されて、自分が一番なんや』とも思わんし。もちろん、彼も思っていないと思うし。でも、誰がどう見てもすごいことをしているから。自分がどうとか、そういう考えじゃない」と率直な思いを明かした。