ボクシングのWBC世界ウェルター級王者、ライアン・ガルシア(27=米国)が5日、都内で元世界5階級制覇王者テレンス・クロフォード氏(38=米国)と「abc株式会社」との合弁会社「Crawford Production Japan」の広報戦略アンバサダー就任記念イベントに登壇し、お気に入りの日本人ファイターの名前を明かした。

 日本の格闘界の印象について、ガルシアは「日本人のファイターは常に全力で戦うので尊敬している」とコメント。さらに「井上尚弥は俺が一番好きなファイター。彼はモンスターだ」と目を輝かせながら語った。

 大好きな選手の試合はもちろんチェック済みだ。井上が中谷潤人を破った世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦(5月2日、東京ドーム)についても「素晴らしい試合だったけれど、終盤にかけて井上が格の違いを見せつけたね」と興奮気味に感想を口にした。

5月に中谷(右)との大一番を制した井上尚弥
5月に中谷(右)との大一番を制した井上尚弥

 インスタグラムのフォロワー数が約1300万の世界2階級制覇王者には、SNS上で誹謗中傷も届くという。しかし「自分のやるべきことに集中するのが大事。誹謗中傷に耳を傾けていてもモハメド・アリ、テレンス・クロフォード、井上みたいな偉大な選手にはなれない」ときっぱり。歴史的レジェンドらと並べて井上の名を挙げ、外野の雑音を一蹴した。

 同日の13時ごろには、自身のインスタグラムで来日の報告とともに、井上との対面をほのめかすような画像をアップしていたが「今はトレーニング期間ではないので、彼とボクシングはしないが、他のイベントで会う予定がある」とその真意を説明。日米のスター選手同士の共演は実現間近のようだ。