大相撲名古屋場所11日目(22日、愛知・IGアリーナ)、大関から陥落した関脇安青錦(22=安治川)が幕内豪ノ山(28=武隈)を寄り切って10勝目(1敗)。1場所で大関に復帰する条件を満たし、返り咲きを決めた。特例による1場所での大関復帰は2019年九州場所の貴景勝以来、7人目(8例目)となった。
取組後の安青錦は「(今までは)10番勝ってもうれしい気持ちはなかったけど、今回は特別。普通にうれしいです」と安堵の表情を浮かべた。左足首に不安を抱え、8日目には左足の親指を新たに負傷。この日も左足全体に厳重にテーピングを施して土俵に上がった。
満身創痍の中でつかんだ大関復帰。「不安もありながら、怖さもありながらやってきた。(9勝目を挙げた)昨日から今日にかけて長かった。意識しないようにと思っても、頭の中で意識してしまう部分がある。いろいろあった中で、とりあえず10番勝てて良かった」と思いを吐露した。
幕内で唯一1敗を守り、優勝争いでも単独トップ。「しっかり悔いのないようにやっていきたい。名古屋の皆さんに、熱い相撲を見せられたら」と残り4日間へ意気込んだ。












