大相撲名古屋場所8日目(19日、愛知・IGアリーナ)、大関から陥落した関脇安青錦(22=安治川)が幕内隆の勝(31=湊川)を押し出して7勝目(1敗)を挙げた。
安青錦が執念で白星をもぎとった。激しい突っ張り合いの末に相手を押し出した直後、体勢を崩して転倒。土俵下でうずくまった。勝ち名乗りを受けた後も、しばらく両手を土俵について動けない。その後は左足を引きずるようにして花道を引き揚げた。
支度部屋に戻ると、左足親指付近をアイシング。不安を抱えている左足首にテーピングを施して土俵に上がる中、新たなアクシデントに見舞われた。安青錦は「感覚的には指が入っちゃった。(痛みは)ちょっと分からない。親指? そうっすね」と説明。「相撲の話をしましょう」と自ら話題を変えると「しっかり我慢して最後、あきらめずに踏ん張った。自分らしさが出たと思う」と振り返った。
1場所で大関復帰となる10勝まであと3勝。優勝争いのトップも守った。安青錦は「体が動いているのは、すごくいいこと。しっかり最後まで取り切れれば。今まで通りしっかり集中して勝負していけたら」。弱音を吐かず、目の前の一番に集中する。













