大相撲名古屋場所3日目(14日、愛知・IGアリーナ)、横綱大の里(26=二所ノ関)が幕内隆の勝(湊川)を豪快に押し出して、初日を出した。不戦を除き、初場所千秋楽からの連敗を6で止めて「右が入って落ち着いて取ることができた」と納得の表情を見せた。

 2場所連続休場明けから復帰した今場所は、初日に新小結・義ノ富士(伊勢ヶ浜)、2日目に幕内藤ノ川(伊勢ノ海)に敗れた。それでも「初日、2日目と内容は悪くない。反省を生かして、やれることをやってきた」とうなずいた。

 この日、大の里の〝復活勝利〟が決まると、観客席から割れんばかりの歓声が飛んだ。「たくさんの方に応援してもらっている。下を向いていられない。勝った瞬間もたくさんの拍手、声援をいただいた。連敗していたけど声援が力になった」と感謝。初場所14日目の安青錦(安治川)戦以来の白星をつかんで「長かった。これでいい方向に行ったら」と手応えを口にした。

 4日目の幕内豪ノ山(武隈)との取組に向けて「明日からもいい相撲を見せられるように、さらに頑張りたい」と言葉に力を込めた。

押し出しで勝利した大の里
押し出しで勝利した大の里