大相撲名古屋場所2日目(13日、愛知・IGアリーナ)、2場所連続休場明けの横綱大の里(26=二所ノ関)が幕内藤ノ川(伊勢ノ海)に屈して、悪夢の2連敗。大の里は土俵際まで相手を追い詰めたが、突き落としで逆転された。取組後はぼう然とした表情を浮かべて首をかしげた。横綱の2連敗に、観客席からは座布団も舞った。

 支度部屋では「最後勝てなかったので。ほんのちょっとしたことだと思う。詰めの甘さがあった」と振り返った。3日目の幕内隆の勝(湊川)との一番に向けて「また明日しっかり集中してやります」と切り替えを強調した。

 大の里は昨年11月の九州場所で左肩を負傷。春場所で左肩痛が再発して途中休場し、夏場所は治療に専念した。そして先月中旬に行われたパリ公演に参加し、帰国後から相撲を取る稽古を再開していた。

 師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は、取組前に「自分次第じゃないか。開き直るというよりも、自分で何をやるか。どんな状況でも勝つのが一番大事」と語っていた。しかし、悪い流れを断ち切れなかった。