大相撲名古屋場所初日(12日、愛知・IGアリーナ)、2場所連続休場明けの横綱大の里(26=二所ノ関)が新小結・義ノ富士(25=伊勢ヶ浜)に押し出されて、黒星発進となった。不戦敗を含めて過去3戦全敗の義ノ富士に押し込まれ、逆転の引き落としを狙ったものの先に土俵を割った。取組後は両ヒザに手を当て、呆然とした表情を浮かべた。
支度部屋では「まだ場所は始まったばかりなので。まだまだですね。また明日、気持ちを切り替えてやります」と振り返った。一方の義ノ富士は「思い切り当たれた。引かれた時に『やべっ』って思ったけど、なんとかいけました」と手応えを口にした。
大の里は昨年、連覇を含む優勝3回と圧倒的な強さを示したが、11月の九州場所で左肩を負傷。春場所で左肩痛が再発して4日目から休場し、夏場所は治療に専念して初の全休となった。
そして先月中旬に行われたパリ公演に参加し、帰国後から相撲を取る稽古を再開。今月6日に行われた二所ノ関一門の連合稽古では、大関琴桜と11番取って全勝するなど復調をアピールしていた。しかし、過去に優勝経験のない〝鬼門〟の名古屋場所で苦手の義ノ富士に敗れた。再起に燃える横綱がここから立て直せるか。












