元王者の兄も安堵だ。ボンサイ柔術の〝ソウザ4兄弟の末弟〟ムリーロ・タケシ・ソウザ(26=ブラジル)が12日、鮮烈な総合格闘技(MMA)デビューを飾った。
タケシはこの日行われた格闘技イベント「ROMAN5」(大田区産業プラザPiO)に参戦。兄で元RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザをセコンドにつけて、10分1ラウンド(R)の道着MMAルールで西村刀と対戦した。試合は序盤、テークダウンに成功すると流れるようにマウントを奪取。パウンドを嫌がった相手の背中を取るとリアネイキッドチョークをきめ、1R2分38秒で一本勝ちした。
試合後、本紙の取材に応じたタケシは「とてもうれしいです。興奮しています。やりたいことができた」と笑顔。セコンドを務めた三男・サトシは「うれしいです。一生懸命練習していたから。私の一番、心配は、今日は試合で、練習ではないから。試合と練習で違う。それだけ、最初はちょっと心配だったけど、問題なかったなと思います」と試合でも固くならず本領を発揮した弟に安堵の表情だった。
気になる今後についてタケシは「できるなら、しばらくは道着でMMAがやりたいです。もちろん通常のMMAも興味があるけど、少しずつポイントを直しながらやっていきたい」と将来の飛躍を見据えつつ、道着MMAで経験を積みたいとする。これにサトシは「将来、一緒にRIZIN参戦? 面白いですよね、そうなったら」と今後の兄弟同時参戦に意欲だ。その上で「まだ若いから、時間がありますね。私もRIZINに出た時は29歳だったから。彼はまだ26歳だから」と伸びしろに太鼓判。さらに「いずれはRIZINの王者に? 頑張りましょう!」と自らに続くタイトル奪取に期待を寄せた。
完勝で潜在能力を見せたタケシ。今後の活躍が注目を集めそうだ。また、この日のメインでは次男のマルコス・ヨシオ・ソウザが大場慎之助と対戦し、1R1分25秒、肩固めで貫禄の一本勝ちだった。













