大相撲名古屋場所7日目(18日、愛知・IGアリーナ)、大関経験者の幕内朝乃山(32=高砂)が幕内御嶽海(33=出羽海)を下し、5勝目(2敗)を挙げた。

 土俵際まで追い詰められた朝乃山だったが、左上手をつかんで上手投げを見事に決めた。「土俵際で投げられそうになったけど、しっかり残せた」と充実の表情を見せた。

 元大関同士の熱戦が終わると、会場内は大きな拍手と歓声に包まれた。「歳も近いし、一段と声援と拍手が大きかった」とファンに感謝。「負けられないというよりは、一日一番、自分の相撲を取り切る。それで勝てばいいし、負けたら修正するしかない。一日一番、楽しんで取っていきたい」とうなずいた。

 この日、唯一の勝ちっぱなしだった幕内獅司(雷)が敗れたため、優勝争いでは首位と1差になった。元大関の復活Vに期待がかかりそうだ。