現在開催中の大相撲名古屋場所(愛知・IGアリーナ)でウクライナ勢が大躍進し、同国メディアからも連日大きな関心が寄せられている。
18日の7日目で、幕内唯一の全勝だった平幕獅司(29=雷)が幕内錦富士(伊勢ヶ浜)に送り出されて1敗に後退した。
その一方で、関脇安青錦(22=安治川)は幕内藤ノ川(伊勢ノ海)を寄り切って6勝目(1敗)。1場所での大関復帰には10勝以上が求められる中、順調に白星を積み重ねて優勝争いのトップに並んだ。
同国メディア「Champion」は本場所中の2人の結果を速報しており、この日の取組後に「獅司が初黒星、安青錦は藤ノ川を撃破」との見出しで記事を掲載した。
獅司に関しては「大相撲名古屋場所は7日目を終え、全勝力士はいなくなった。最後まで無敗を守っていたのはウクライナ出身の獅司(ソコロフスキー・セルギイ)だったが、その連勝は錦富士によって止められた。立ち合いで錦富士が主導権を握ると、獅司は体勢を崩し、相手はそのまま攻め続けて勝利を収めた」と無念の初黒星を報じた。
また、安青錦についても「一方、安青錦(ヤブグシシン・ダニーロ)は藤ノ川を下した。相手は立ち合いで変化を狙った。若い日本人力士は、いつものように素早く横へ変わるのではなく、跳びながら変化する形を選択。しかし、安青錦はこれを見事に捉え、そのまま相手を土俵の外まで一気に運び出した」と相撲内容を詳しく伝えた。
戦渦の母国からも注目を集める中、幕内初優勝を目指す獅司は「頑張ります。まだ1敗」と切り替えを強調。また、安青錦は地元の応援を受けて「期待に応えたい気持ちがすごく大きい。しっかり頑張っていけたら。また場所が終わったらいい報告がしたい」と、さらなる活躍を誓った。
故郷からの熱視線を浴びる2人が、賜杯獲得へ勝負の後半戦に臨む。












