ボクシングWBA世界バンタム級王座決定戦(20日、両国国技館)の前日計量(上限体重53・5キロ)が19日、都内で行われ、同級2位・比嘉大吾(30=志成)と同級1位・増田陸(28=帝拳)ともに53・4キロでパスした。
沖縄出身の比嘉は、今年が王座奪取から具志堅用高氏が50年、渡嘉敷勝男氏が45年、浜田剛史氏が40年と、同郷世界王者の節目の年であることに「運命ですね」と感じ、日本史上最長約8年3か月ぶりの世界王座返り咲きへ意気込みを示した。
極めて異例の4連続世界挑戦の計量を無事に終え「取りに行きます。気合も入っているので。あとは今までの練習と気合で、なるようになるんじゃないかなと思う」と必勝を誓った比嘉。故郷のレジェンド3人のメモリアルイヤーに重なり、具志堅氏は比嘉の前所属ジムの会長、浜田氏は増田の所属ジムの代表で、今回の会場と同じ両国国技館で王座を奪取したという因縁もあり「運命ですね」と感慨深げに話した。
記録更新へ「仕上がりはめっちゃいい感じ。コンディションも気合も」と態勢万全で、減量明けの食事はテールスープ、ウナギなどに舌鼓を打った。昨年7月の前戦で引き分けた後に引退を宣言。今回はそれを撤回しての再起戦だが「リラックスして、明日をイメージしながら、ゆっくり休む。帰ってこれたことに感謝しながら、1日を過ごしたい。懐かしい、帰ってきたなと」と、心を落ち着かせて戦いに備えるつもりだ。
返り咲きでメモリアルに花を添えられるか。












