キックボクシングイベント「KNOCK OUT.68」(5日、横浜武道館)で、元K-1スーパーフェザー級王者のレオナ・ペタス(34)がクラマック・チャンラッチ(カンボジア)に勝利も猛省だ。

 レオナは今年4月にK-1との契約終了を発表。KNOCK OUT6月21日の代々木大会に参戦し、成尾拓輝に2ラウンド(R)29秒でKO勝ちして、この日が参戦2戦目となった。

 1R序盤からレオナは距離を取りつつ、左ローキックをヒットさせる。さらに終盤には前に出ながら鋭いパンチを放つが、相手からも負けじとパンチを返された。2Rも緊張感のある攻防となり、レオナはロープ際に追い込んでパンチを打ち込む。だが、ラウンド終了間際にはクラマックからも左ハイキックを返されるなど、ともに譲らなかった。

 最終3Rもともに攻撃を出し合ったが、ダウンは許さず試合終了。結果は判定に委ねられ、2―0でレオナが競り勝った。この勝利に笑顔を見せなかったレオナは「最悪な気分です。負けに等しいくらい。僕の詰めの甘さだったのかなって思います」と、仕留められなかったことを悔いるばかりだ。

試合後、ラウンドガールに囲まれても無表情のレオナ・ペタス
試合後、ラウンドガールに囲まれても無表情のレオナ・ペタス

 相手について「攻撃はないし、特に何もないですけど倒せなかった。効かせたのが分かったのにクリンチされてしまって…。当たって効かせれば倒せると思っていたので、自分の詰めの甘さだったと思います」と唇をかんだ。

 それでも「これで進化しなければ終わりだと思うので。詰めの甘さで倒せなくて失望させてしまったので、期待に応えられるように頑張りたいです」とこの〝悔しい勝利〟を糧にさらなる成長を誓う。

 慣れ親しんだルールとの違いを指摘されるも「どこの団体行っても、どこの審判でも倒さないといけないと思うので、僕の詰めの甘さだと思います。対世界の第一歩だと思うので、世界の洗礼を浴びせられた感じかなと思います」と反省の言葉を並べた。

 今後に向けて「世界に羽ばたく第一歩で、とりあえずぶっ倒させてくださいって感じなので」と今後も強敵との対戦を熱望。「しょっぱい試合をしてしまってすみませんでした。でも、レオナ・ペタスはこんなところで終わらないので」と、力を込めた。その新章はまだ、始まったばかりだ。