キックボクシングイベント「THE KNOCK OUT」(22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)での「KNOCK OUT―UNLIMITED スーパーフェザー級王座決定戦」で、倉本一真(38)が栗秋祥梧(30)に完勝した。

「KNOCK OUT―UNLIMITED」ルールは、総合格闘技(MMA)ルールからグラウンドでの絞め技と関節技を除いたもの。2023年12月から同ルールでの試合が行われてきたが、その王座が設立されるのは今回が初めてだ。

 その初代王者を決める戦いに臨んだ倉本は、序盤から鋭いタックルやニータップで再三テークダウンを奪う。栗秋のカーフキックやパンチをかいくぐって倒し上を取ると、サイドポジションからヒザ蹴りやパウンド、踏みつけを容赦なく叩き込んだ。さらに立った状態で組み付いての反り投げやバスターも駆使してダメージを与えた。

 試合は判定となったが3―0で倉本に軍配が上がる。新しいベルトを腰に巻いた倉本は「ありがとうございます。KOできなくて、しょっぱい試合しちゃってすみません。栗秋選手が強かったんでこうなっちゃったんですけど…」と激闘にも反省の弁だ。さらに「自分が初代のベルト巻いちゃって、自分のこと分かっていないお客さんもいると思うんですけど、UNLIMITEDEで頑張るんで。MMA(総合格闘技)も頑張るので、MMAも見てくれるとうれしいです。また、自分がKNOCK OUTを盛り上げていきます」と話して拍手を浴びた。