格闘技イベント「RIZIN.54」(8月11日、TOYOTA ARENA TOKYO)のメインカードに〝バカサバイバー〟こと青木真也(43)が鋭くメスを入れた。

 同大会のメインでは、秋元強真が元RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル)との試合に臨む。秋元の練習相手として〝非常勤講師〟を自称する青木は「俺、クビにされそうなんだよ。だってさ、クレベルが相手なら俺がいなくても勝てるから。俺が必要なくなっちゃうんだよね」と声をしゃがれさせる。ひねくれた物言いだが、要は今の秋元ならばクレベルは敵ではないと言いたいようで「クレベルの組みだったりグラップリングにやられる心配は、全然ない」と太鼓判を押した。

 一方で、唯一の穴として「俺がいたら勝てるかわかんないぞ」と自らを〝獅子身中の虫〟かのように表現だ。その理由を「俺が心労を与えるから。俺との練習を乗り越えてクレベルに勝てば大したもんだ!」とメガネを光らせた。この試合の勝者が年内に同王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)への挑戦権利を得ることを踏まえ「先を見通すとこの心労もメンタルトレーニングだろ。俺くらいのストレスに勝てなきゃ、シェイドゥラエフには勝てないから」。先を見据えた準備の重要性を説いているのだ…と信じたい。

 そして「超(スーパー)RIZIN前の東京大会のメインってめちゃくちゃ、おいしいよな。注目度上がるしさ」とメガネを光らせる。最後に「あの若さにしてその〝うまみ〟をかみしめやがって、ふざけんじゃねえって。俺にもよこせ!」と老害をまき散らすと、自転車で走り去るのだった。