大相撲名古屋場所14日目(25日、愛知・IGアリーナ)、横綱豊昇龍(27=立浪)が日本相撲協会に休場を届け出た。

 師匠の立浪親方(元小結旭豊)は「先場所(夏場所)痛めたハムストリングス(右太もも裏)が治っていなかった。それをかばって他のところも悪くなった」と休場の理由を説明。6敗目を喫した前日13日目の取組後に豊昇龍から休場の申し出があったという。

 立浪親方は「本人から『ふがいない相撲は取れない』と。『応援してくれる人に申し訳ない。すいません』と謝っていた。(万全ではない中で)出してしまった私の責任もある。準備不足もありましたから」と横綱本人の様子を明かした。

 この日の対戦相手で、首位を1差で追う大関霧島(音羽山)は不戦勝。横綱の休場が優勝争いにも大きな影響を及ぼすことになった。立浪親方は「ファンのみなさま、協会には申し訳ない」と謝罪。「(本人は)『一から体をつくり直して、やらせてください』と言っていた。横綱で優勝していない? そういうプレッシャーが一番大きくて力が出せない。体が硬くなったりしている。それ(地位)に見合う努力をするように私も指導しようと思っています」と神妙な表情で話した。