大相撲秋場所初日(13日、東京・両国国技館)、大関経験者の幕内朝乃山(32=高砂)が幕内一山本(32=放駒)を力強く寄り切って白星発進した。

 2024年名古屋場所、一山本との取組で左ひざ前十字靱帯を損傷。手術と長期休場を経て番付は三段目まで転落した。〝因縁の相手〟に完勝した取組後は「ケガして以来の対戦。この日をずっと待っていた。ケガをした相手なので、意識するものがある」と感慨深い表情を浮かべた。

 今場所は復帰後最高位となる東前頭6枚目。「今場所は番付が久しぶりに(前頭で)1桁。ここから新たな勝負。一番一番力を出し切って、自分の相撲を取り切りたい」と気持ちを引き締めた。