ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の対戦候補が大きな岐路に立っている。
井上の次戦を巡っては、ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)との対戦計画が浮上。そのバムは13日(日本時間14日)、WBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガス(米国)に6ラウンドKO勝利を収め、世界3階級制覇を達成した。
そうした中、米国の老舗専門誌「ザ・リング」(電子版)は「ハーン氏は、もしすぐに試合が実現しなければ、バムが井上との対戦機会を逃してしまうのではないかと危惧している」と題する記事を掲載。英プロモート大手マッチルーム社のエディ・ハーン会長が「もし試合(バム vs 井上)をすぐに実現させなければ、おそらくチャンスを逃してしまうだろう」と語ったことを報じた。
一方で、バンタム級に上げたばかりのバム陣営内には、さらに1階級上のモンスター戦に〝直行〟することへの慎重論もある。実際、参謀でトレーナーのロバート・ガルシア氏は「私にとって理想的なのは(バンタム級で)もう1試合をすることだ」とコメント。WBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ・ヒメネス(メキシコ)を対戦候補に挙げている。
ただ、バム側がバンタム級でもう1戦はさんだ場合、その勝敗結果を含めて、さらにモンスター陣営を待たせる格好となる。同記事では「もしロドリゲスがすぐに応じなければ、井上は以前ほのめかしていたように、126ポンド級(フェザー級)への挑戦に踏み切る可能性もある」と指摘した。
バム本人は「チームが選んだ相手なら、誰にでも勝つ自信がある」「イノウエと戦わずに引退はできない」などと語っているが…。果たして、世紀のスーパーマッチは実現するのか。












