日本ボクシング界の史上最高ボクサーは誰なのか。海外メディア「BOXINGSPORT」が世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と元世界2階級制覇王者のファイティング原田氏(JBC顧問)を比較した。

 井上は世界2階級で4団体を統一した4階級制覇王者で33戦無敗。パウンド・フォー・パウンド(階級差のない最強ランキング)でも1位になるなど、多くのファンが「日本史上最高」と支持する。同メディアは「井上は現代ボクシングにおいて最も輝かしい経歴を築き上げた。しかし、その議論には古い時代から伝説的な名前が含まれている。それはファイティング原田だ」と報じた。

 原田氏は日本人で初めて2階級制覇(フライ級、バンタム級)を達成したボクサー。中でもバンタム級では「黄金のバンタム」との異名を持ち、当時無敗で「軽量級最強」だったエデル・ジョフレ(ブラジル)に勝利。さらに1年後のリマッチでも勝利し、その名を世界に知らしめた。

エデル・ジョフレ㊧を圧倒するファイティング原田
エデル・ジョフレ㊧を圧倒するファイティング原田

 その偉業から「日本人最高のボクサーをめぐる議論になると、ほぼ確実に原田と井上の2人に絞られる」という。

 同メディアは「井上は豊富なタイトル歴を誇り積み重ね続けている。しかし、原田は全盛期に史上最高のボクサーを2度破り、その実力を証明した。井上のキャリアが終わるまでは、日本最高のボクサーは誰かという議論は決着がつかないだろう」と指摘していた。