ボクシングの元WBA世界スーパーフライ級王者・飯田覚士氏がYouTube「飯田覚士ボクシング塾ボックスファイ」で注目の一戦について取り上げた。
WBC世界バンタムタイトルマッチ(9月27日、トヨタアリーナ東京)で王者・井上拓真(大橋)と挑戦者で同級1位・那須川天心(帝拳)が激突。昨年11月以来の再戦で雌雄を決する。
動画内では、フリーアナウンサーの高柳謙一氏が「私が配信をやっていて『これ、拓真選手にとってメリットあるの?』という声が結構来ました。もう1回勝っても〝やっぱりね〟というだけで。逆に、負けたら失うものが計り知れない。向こう(那須川)はリベンジに成功するわけだから、いいでしょうけど」とファンの素朴な疑問を紹介。
飯田氏は「僕としては、(拓真は)もっとすごいものを見せられる自信があるんじゃないか。もっとはっきりとした差を見せて。前回はうまさ、強さ、ディフェンスだったりを見せたんですけど、もっと出せるんだよと。全部お披露目する場にしよう、ぐらいな」と拓真の胸中を推察する。
その上で「天心の方は勝ってリベンジだし、汚名返上がかかってるから気持ちは(強い)。井上拓真は、もっと上を見ていると思うんですよね。パウンド・フォー・パウンド(PFP)に入る。これで本当にいい勝ち方をしたら、バンと名前と顔も売れる。なおかつ評価も高まる。ひょっとしたら、PFPという声が聞こえてくる。ここで入ることはないかもしれないけど、次につながる…というので、モチベーションが高い」と指摘した。
拓真は前戦で、PFPトップ10入りの経験がある井岡一翔(志成)に完勝。那須川も元PFPファイターのフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)にTKO勝ちを収めた。拓真が那須川に完璧な内容で返り討ちにすれば、世界的にも評価が高まることは間違いない。
世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥はPFP1位に君臨。兄弟そろって名を連ねる日はやってくるのか。












