元NHKアナウンサーで大相撲中継のエースとして活躍した藤井康生氏が8日、自身のYouTubeチャンネル「藤井康生のうっちゃり大相撲」で生配信。9月の秋場所(東京・両国国技館)で綱取りに挑む大関霧島(音羽山)について言及した。

 霧島は5月の夏場所で12勝3敗(優勝同点)の成績を残し、7月の名古屋場所は「レベルの高い優勝」の条件付きで綱取りに挑戦。12勝3敗(優勝同点)で昇進は見送りとなったものの、綱取りは来場所へ継続となった。

 動画の視聴者から「来場所、何勝したら横綱になれそうですか」と質問を受けた藤井氏は「審判部の見解としては綱取りは継続という形になっていますので。12勝、12勝で優勝に準ずる成績できている。平均的に見ると、上位陣の中では最も安定した成績を残しているのが霧島ですよね」と霧島を高く評価する。

「私の見解」と前置きした上で「14勝、全勝なら、もう横綱ですよね。13勝でも横綱という声がかかっていいかな。このところの安定感を考えるとね。ただ、今回の横綱2人(豊昇龍、大の里)が不振だったというところもありね。横綱というところの地位を考えると、相当〝厳しく〟という意見も出るかと思います」と指摘した。

 先場所、豊昇龍は7勝7敗1休で横綱昇進後は優勝未経験。大の里も9勝6敗で休場を除けば横綱として初めて2桁白星を割り込んだ。ともに優勝争いに絡むことすらできず、横綱の権威が揺らいでいる。霧島は14勝以上で優勝すれば横綱昇進が確実視される一方で、13勝なら昇進を巡って意見が割れる可能性もありそうだ。