大相撲名古屋場所8日目(19日、愛知・IGアリーナ)、幕内琴栄峰(23=佐渡ヶ嶽)が幕内一山本(32=放駒)を押し出して7勝目(1敗)を挙げた。勝ち越しにリーチをかけるとともに、V争いの首位をキープ。取組後は「体は動いている。残り半分、集中して頑張ります」と気持ちを引き締めた。
IGアリーナのこけら落としとなった昨年名古屋場所は、実兄の琴勝峰(26)が初優勝。同会場の初代王者となった。今場所で弟の琴栄峰が優勝すれば、兄弟で〝連覇達成〟となる。部屋付きの荒磯親方(元関脇琴勇輝)は「琴栄峰は動きがいいし、苦し紛れで勝っていない。優勝もあるで。昨年は兄が初代王者になって、今年は弟が2代目王者。兄弟で連覇なら、最高のシナリオ」と期待を寄せた。
琴栄峰が優勝したあかつきには、実現させたいことがあるという。荒磯親方は「琴勝峰の優勝パレードで旗手を務めたのは(当時新入幕だった)琴栄峰ではなく琴桜だった。琴桜を奮起させるために師匠(佐渡ヶ嶽親方)が決めたんですけど、今度は兄弟でパレードをさせてあげたい。弟が自力で優勝を決めて兄を従えたら、カッコいいじゃないですか」と熱弁した。
果たして、新会場での〝兄弟連覇〟はあるのか。残り7日間の戦いに注目だ。













