ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の対戦候補が評価を落としている。

 井上の次戦を巡っては、ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)との対戦計画が浮上。そのバムは13日(日本時間14日)、WBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガス(米国)に6ラウンド(R)KO勝利を収め、世界3階級制覇を達成した。

 元東洋太平洋スーパーバンタム級王者でWakeRise会長の和気慎吾氏がYouTube「和気慎吾リーゼントチャンネル」では、このバムの一戦を取り上げた。赤井氏は「(バムが)勝つのは当たり前かな。バルガスファンには申し訳ないけど、僕はバンタム級王者の中で最弱と思ってる」と指摘すると、和気氏は「6Rまでの他のR。1Rから5Rまでを見ると〝あれ?〟って」と率直な感想を口にした。

 続けて、赤井氏は「まず階級を上げたところで体格面、フィジカル面。井上尚弥チャンピオンを思い浮かべると、スーパーバンタムでしょ。とてもじゃないけど、バムはちっちゃい。しかもバルガスに全然、押し込まれていた」と試合内容を分析。和気氏も「思ったほどパンチはないのかな」と階級アップによる〝パワー不足〟を指摘した。

 その上で、赤井氏は「僕はまだバンタムでも体が小さいと思った。これでスーパーバンタムと言われたら、断言していいと思う。井上チャンピオンは負けない。むしろ圧倒しちゃう」と井上戦を予測。和気氏は「来年の1月って、もう半年しかないんだから。この6か月で、どうやって1階級(上)。仕上げるって難しいよ」との見方を示した。

 さらに、赤井氏はモンスター戦へ向けて「バルガスなんかより、(井上尚弥は)スピードもジャブの精度も恐ろしいからね。全然違うよ。これは勝てない。右ボディー1発でやられるかもしれない」とズバリ。最後に和気氏と赤井氏は「勝てない」と口を揃えた。