ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)とWBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)の4団体統一戦(26日、東京・有明アリーナ)が近づく中、モンスターの次戦を巡る議論も熱を帯びている。

 かねて1階級上のIBF世界フェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)は井上との対戦を熱望している。そのロペスは来年3月に米国でIBF同級1位・阿部麗也(KG大和)と防衛戦を行う予定。元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏も自身のユーチューブチャンネル「内藤大助のチャレンジします!」でこの試合の行方を占った。

 内藤氏は「阿部選手はアウトボクシングのイメージ。相手を見ながら下がりながら手を出す。ロペス選手は変則的なトリッキーな動きをするボクサー」と両選手を分析。「やっぱり下馬評は厳しい。チャンピオン有利だと思う」と冷静に予測した。一方で、挑戦者の阿部にも「それを覆す意気込みは絶対あるし。人間って不思議なもので『負けるよ』とか『あいつ勝てないよ』とか言われているほうが、プレッシャーが抜けて頑張れたりする。(勝機は)アウトボクシングにはめさせること。同じ日本人として頑張ってほしい」とエールを送った。

 その上で、ロペスと井上の対戦にも言及。「(身長がロペスより高い井上は)やりやすいと思う。(ロペスは)前に出てくるし。変則なところ、バッティングに気を付けたいというのだけだわ。KOするんじゃないかな」とズバリ予想した。