オリックス・頓宮裕真捕手(27)が19日に大阪・舞洲の球団施設で契約更改に臨み、5300万円増の年俸8800万円でサインした。

 球団からは「よく頑張ってくれました」とねぎらわれたといい「今までずっとベンチ(控え)だったので、どういう準備をしたらいいかとか、ケアも分からなかったんで、だいたい流れは分かったかなと思います」と笑顔で振り返った。

 プロ5年目の今季はシーズン終盤に左足甲の疲労骨折で離脱もあったが、113試合に出場して打率3割7厘、16本塁打、49打点で軒並みキャリアハイ。首位打者にも輝き、チームの3連覇に貢献した。

 今季は捕手登録ながら、主に一塁手としてチームを支えたが、来季の起用法は未定。それでも「開幕スタメンで、レギュラーとして1年間出られるように一生懸命やりたいと思いますし、ホームランにこだわって頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

 今季はプレーだけでなく、お立ち台で「3、2、1ほいさー!」の掛け声で球場を盛り上げた。ファンの間では〝決めゼリフ〟の知名度も向上し、タオルやトング型の応援グッズ、叙々苑とコラボした焼肉弁当と「ほいさー」の名前やデザインが入った商品が続々と登場した。だが、そもそも「ほいさー」はお笑いタレント・カジサックのユーチューブチャンネルに登場する次男・こじのセリフが由来だ。

 頓宮は「使わせていただいているのは、もう本当にありがたいことですし、感謝しています。以前は(ほいさー)タオルを贈らせてもらいました」としつつ「来シーズンもしっかり試合に出て活躍することで、もっと広まると思いますし、そうなるようにがんばっていきたいです」と誓った。

 アーチ量産と「ほいさー」のさらなる〝布教〟。熱い思いを胸に来季も躍動する。(金額は推定)