日大は15日、違法薬物事件が起こったアメリカンフットボール部の廃部を決定した。

 合計4人が摘発されたアメフト部の処遇については、1日の理事会で結論が出ず「継続審議」となっていた。大学広報は「本日(12月15日)開催された臨時理事会において、本学アメリカンフットボール部の廃止(廃部)が決議されました」と発表。

「理事会にはアメリカンフットボール部員を代表して学生2名(現主将と次期主将予定者)が出席し、同部でまとめた再建案の発表や決意表明があり、それらを踏まえて多様な意見が交わされた結果、廃止(廃部)とすることに決定いたしました。昭和15(1940)年に創部され83年の歴史を刻み、その間、数多くの栄冠に輝き、『フェニックス』の愛称で学内外に多くのファンを有する本学アメリカンフットボール部を廃止(廃部)することは、本学としては断腸の思いで下した判断でした」と経緯を説明した。

 今後については「本学としてはアメリカンフットボール部をいったん廃止(廃部)とした上で、同部の再建を検討する予定です。現在同部に所属する部員と来年度から同部でプレーすることを希望する者に対しては、その活動の場として新たな受け皿を設けるなど、学生には不利益が生じないよう競技スポーツ運営委員会が中心となって支援して参ります。同部部員と保護者に対する説明会を近日中に開催する予定です」と方針を明かした。

 また、公式ホームページでは、今年の12月31日いっぱいで辞任が決まっていた沢田康広副学長の後任として、中島一郎氏(現歯学部特任教授)が選出されたことが発表された。