新日本プロレスの10日熊本大会で、IWGP世界ヘビー級王者のSANADA(35)がG1クライマックス覇者・内藤哲也(41)の〝口撃〟に返答した。

 SANADAは来年1月4日東京ドーム大会で内藤との頂上決戦に臨む。「ワールドタッグリーグ」を前に内藤は右目上斜筋麻痺の手術を受けたため、シリーズを欠場。SANADAは限定出場を続けてきたが、3日姫路大会から来場するようになった内藤から「チャンピオンなのにまったく発信しない」と、ノーコメントを続けていることを批判されていた。

 そしてついにこの日の大会で内藤が戦列復帰。SANADAは10人タッグマッチの前哨戦で挑戦者と対戦した。チームは勝利こそ逃したものの、内藤の引き込み式エルボーを連発をドラゴンスリーパーで切り返すなど、一進一退の攻防を繰り広げた。

敵軍同士で戦況を見つめる内藤哲也(右)とSANADA
敵軍同士で戦況を見つめる内藤哲也(右)とSANADA

 試合後はついに口を開き「今シリーズ、口では内藤さんに勝てないと思ってずっと黙ってたんですけど。内藤さんなら、もっといいことを言ってくれるかなと思ったんですけど、全部想定内でした。ただ自分の悪いところも指摘してくれて、とても感謝してます」と、無言を続けていた意図を説明。「人頼りもよくないですよね。(互いに)コメントずっと待ってるって。まあでも、そういう時もありますよね。なんでか分かります? だって、人間だもの」と、なぜか相田みつを風にまとめていた。

 ともあれ決戦まで残り1か月足らず。役者が揃ったことで決戦への機運がさらに高まるのか、注目だ。