新日本プロレス「ワールドタッグリーグ」は10日熊本大会で優勝決定戦が行われ、IWGPタッグ王者の「毘沙門」こと後藤洋央紀(44)、YOSHI―HASHI(41)組がSTRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ(32)、エル・ファンタズモ(37)組との王者対決を制し史上初の3連覇を達成した。

 出場全16チームの頂点を決める大一番は、何と40分を超える大激闘となった。互いに譲らない一進一退の攻防の末、毘沙門は場外に設置したテーブル上への断崖式消灯でヒクレオをKO。ファンタズモを孤立させて勝負に出る。

ヒクレオ(中)をテーブル上で葬る後藤(手前)とYOSHI-HASHI
ヒクレオ(中)をテーブル上で葬る後藤(手前)とYOSHI-HASHI

 驚異の粘りを見せるファンタズモにCRⅡを浴びてしまった後藤だったが、3カウントは許さない。YOSHI―HASHIとの合体技攻勢で再び攻勢に転じると、デンジャラスニーブラがさく裂。最後は奥の手・奈落でついにファンタズモを沈めた。

 新日本では史上初のタッグリーグ3連覇を成し遂げた後藤は試合後のリング上で「俺たちはリーグ初戦(11月21日、後楽園)でお前らに負けた。そして今日、お前らに勝った。ともに素晴らしい戦いだった。俺たちはもう一度、お前らと戦いたい。1月4日、東京ドーム。俺たちのベルトとお前たちのベルトをかけて、もう一度勝負だ」と、STRONG王者組に再戦を要求。来年の年間最大興行でのダブル王座戦が急浮上した。

 さらに後藤は「キャリア、20年。コンディション保つのも難しいキャリアになってきましたが、よっちゃんのヘルプのおかげでここに立ってます。今シリーズ、真のMVPは、よっちゃんだと思います」とパートナーに感謝。最後は「けしからんぐらいの極上のざんまい」を2人で繰り出し、大会を締めくくった。