WWE悪のユニット「ダメージCTRL」の〝明日の女帝〟アスカ、WWE女子王者イヨ・スカイ、〝海賊王女〟カイリ・セインが、リーダーのベイリーとあっさり和解した。

 ベイリー、イヨ、ダコタ・カイのユニットは、11月にカイリとアスカが加わり、勢力を拡大した。同時に、何かとお節介でやたら口数の多いリーダーと、日本人同盟の間に不協和音が発生した。先週のスマックダウンでは、ベイリーがイヨに待機を指示されていたにもかかわらず、カイリ vs ビアンカ・ベレアに介入。結果的にカイリの敗戦につながってしまった。

 8日(日本時間9日)のスマックダウン(ロードアイランド州プロビデンス)のバックステージでは、ベイリーが日本人同盟とダコタに先週の行動を謝罪。その上でアスカと〝女王様〟シャーロット・フレアーの一戦では全員でバックステージから応援しようと言いだした。イヨは「また始まったよ~」と日本語で吐き捨て、リーダーに閉口している様子。ダコタはベイリーだけのバックステージ待機を告げた。

 アスカは女子王者イヨ、カイリ、ダコタを引き連れて入場。ところがここで「LWO」のゼリーナ・ベガと「The O.C.」のミチンがイヨとカイリを急襲。さらにビアンカとショッツィも現れ、イヨとカイリをボコボコにしてしまった。いつの間にか負傷欠場中のダコタも姿を消して、アスカのセコンドは誰もいない事態となった。

 長年のライバル同士の一戦は、シャーロットがコーナー上段からの場外ムーンサルトアタックの猛攻。アスカは得意のキック攻撃で逆襲すると、女王様は左脚を痛めてしまう。それでもアスカにフィギュアエイト(ブリッジ式足4の字固め)を決めところで、ベイリーがリングサイドに登場。レフェリーの死角を突いてシャーロットの両腕を引っ張り、アスカを必殺技から救出した。

 続けてエプロンに立って女王様を引きつけた。アスカの背後からの攻撃はかわされるも、ベイリーとの衝突は回避。女王様のエルボーがベイリーに直撃した隙に、アスカが後ろから丸め込んで3カウントを奪取。ベイリーの捨て身のアシストで、女帝は宿敵から値千金のフォール勝ちを収めた。

 試合後のバックステージではまさかの展開が…。アスカがイヨ、カイリ、ダコタと勝利を喜んでいると、ベイリーが「ごめん。でも、チャンスだったし、ダメージCTRLのためにベストを尽くしたいんだ」と勝手に介入したことを謝ってきた。

 アスカは「いや、確かにベイリーはうちらの話、何も聞かへんけど」と日本語で言いつつも、「おおきに。シャーロットではベイリーを止められへん!」と英語で叫びながらベイリーに抱き着いた。そのままイヨ、カイリ、ダコタもハグの輪に加わり、ベイリーとアスカは「私たちはチームよ!」と笑顔で言い合い、抱き合ったのだった。

 2週前にはベイリーを「最愛の人」と呼んでドン引きさせたアスカが、あっさりベイリーと和解し、相変わらずの制御不能ぶりを見せた。このままダメージCTRLは一枚岩となるのだろうか、果たして…。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。