日本サッカー協会の宮本恒靖専務理事(46)が6日、次期会長選に唯一の立候補者となったことを受けて所信表明した。

 現職の田嶋幸三会長が来年3月で任期満了のため退任が決まっており、次期会長選では宮本氏とJリーグチェアマン室特命担当オフィサーの鈴木徳徳昭による一騎打ちになるとみられていたが、最終的に鈴木氏は立候補の条件となる推薦人からの16票以上を確保できず断念。宮本氏は12月24日の評議員会での信任投票を経て、会長就任が内定する運びとなっている。

 会長選への立候補者となって以降、初めて取材に応じた宮本氏は「立候補に至るまでに集めなければいけない推薦の数は決まっている中で、それをしっかり集められてそこ(会長選)に出られるというのは非常にうれしいし、ありがたい。ちゃんと12月24日に信任投票で信任されることをしっかりと」と会長就任へ意欲を示した。

 立候補の理由については「自分が常に選手としても、指導者としても、サッカーがこの国で重要な存在になっていってもらいたいと。貢献していきたい立場への思いがあったので立候補させてもらった」と説明。「いろいろ評議員のみなさんにお会いする機会があってそこでしゃべっているが、基本的に代表チームがしっかりと強い日本であり続けるということはすごく重要であるとお伝えしている。それを一つの大きな柱として」と〝マニフェスト〟を掲げた。

「それぞれのところに行って、それぞれのみなさんの地域の課題も違うし、問題点も違うと改めて感じている」と全国各地に目を配っている宮本氏。〝ツネ様会長〟が正式就任後にどのような手腕を発揮するのか楽しみだ。