衝撃的な大減俸だ。巨人の小林誠司捕手(34)が1日に都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限を大幅に超える7000万円減の年俸3000万円でサインした。

 今季は第3捕手としてベンチスタートが増え、出場は21試合。打率1割2分5厘(8打数1安打)と歯がゆいシーズンとなった。

 来季は先輩捕手・阿部監督の下で新体制を迎える。球団からは「球団もフロントも変わろうとしている中でともに変われるように」と思いを伝えられた小林は「自分自身、このままだとダメだと重々承知している。何か変わったなと思われるように、自分でしっかりこのオフ考えてやりたい。体も心も強くなれるように」と思いを語った。

 減額の割合だけでみれば、球界内でも異例の大減俸といえる。史上最大の減俸額は現投手コーチの杉内氏が2016年に記録した5億円から「9割減」で5000万円となった4億5000万円ダウン。だが、割合では「7割減」の小林もそれに匹敵するほどの衝撃だ。

 しかも、今季の小林は海外FA権まで取得した。それだけに、チーム内からは「減俸に関しては今年の成績だけ見たら仕方ない部分はあるかもしれないけど、球団に対してもう少し意見してもいいんじゃないか。控え捕手だって誰でもできるわけじゃないんだからさ…」との声も出た。

 当然、小林自身はこのまま3番手に甘んじるつもりはない。「とにかく試合に出るためにしっかり準備してはい上がりたいなと思います」。来季こそ逆襲できるか。

(金額は推定)