競泳女子の成田実生(16=金町SC)は、飛躍の1年にも満足なしだ。

 ジャパン・オープン2日目(1日、東京アクアティクスセンター)の400メートル個人メドレー決勝では4分37秒93で優勝。頂点に立ったが、成田の表情は不満げだった。第一泳法のバタフライから攻めの泳ぎを披露。ライバルたちを振り切り「一番を取れたことはうれしかった」としながらも「今振り返ると、バテちゃった感じはあったかな。(4分)37秒は切りたかったので、少しタイムには納得できない」と顔をしかめた。

 8月の世界選手権は同種目で8位入賞を果たしたものの、決勝では上位陣から大きく遅れる展開だった。「まだまだ差があるなと感じたレースだった」。アジア大会では同種目で銅メダルを獲得するも、大粒の涙を流した。「日本代表になれた点は今までの年とは大きく違うと思うが、4個メ(400メートル個人メドレー)で自己ベストを出すことができなかったので、ちょっと悔しい感じも残っている。(4分)33~34秒を目標に頑張りたい」と力を込めた。

 17歳の誕生日を18日に迎える成田。〝華のセブンティーン〟を最高の1年にする覚悟だ。