ソフトバンクの板東湧梧投手が29日、ペイペイドームで契約更改を行い、600万円増の年俸4000万円でサインした。

 今季は先発とリリーフで30試合に登板し、5勝(4敗)、防御率3・04をマークした。球団からは年俸アップの評価をされたものの、開幕ローテ入りに照準を絞りながら逃した悔しいシーズンだった。

「開幕ローテーションだけを見たというか。本当に絶対に取ると思って臨んだシーズンだったので、すごく悔しかったです。その印象が一番強いシーズンになってしまった」と振り返った。

 また、交渉の席では〝通勤手当て〟を要望したという。今回の秋季キャンプは、投手陣は筑後のファーム施設で行われた。野手陣の宮崎キャンプは従来通りのホテル宿泊、バス移動。その一方で投手陣は通勤か宿泊かの選択はできたものの、通勤は自費で、宿泊を選んだ場合も宮崎のようなキャンプとしての〝体制〟が整っているわけではなかった。

 みっちり練習した後の長距離運転は危険もともなう。それだけにリハビリ期間も自ら宿泊施設をとっていたほどの〝宿泊派〟でもある右腕は「縦割りキャンプはすごく充実した練習ができた。どうにか改善してもらえると、より練習に集中できるのかなと思います。金銭的な話にはなるんですけど、通勤費用を出してもらえれば、自分でホテルを取ることもできますし、いろんな選択肢も出てくると思う。自分の思いを伝えさせていただきました」と言葉を選びながら思いを口にした。

(金額は推定)