エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手(29)の交渉に関して代理人を務めるネズ・バレロ氏は何も語らず表に出ることもないため、米メディアはお手上げ状態だ。一方、ポスティングシステムでのメジャー挑戦を目指しているオリックスの山本由伸投手(25)は代理人のジョエル・ウルフ氏が「10球団以上、15球団以内」が興味を示していると公表している。

 そんな中、ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者は23日(日本時間24日)に「大谷翔平を追い求めるチームのほとんどが山本由伸をワイルドカードと見ている」と題し、FA市場で2人がリンクしていると報じた。

 大谷について同記者は「ドジャース、ジャイアンツ、カブスが大きく出るとされ、パドレス、レンジャーズ、レッドソックス、ヤンキースなどがまだつながっている中、エンゼルスは再契約のチャンスを祈りながら待っている。カブスは脅威とされているが、大谷が南カリフォルニアを愛していると唱える者もいる」と解説。何も変わらぬ状況を「情報が希薄で、ほとんど茶葉占いをしているだけ」と伝えた。その大谷を狙う大型球団のほとんどが山本にも興味を示しているという。

「もう一人の日本の大スター、生涯防御率1・82で25歳の山本由伸も(メッツやヤンキースを含む)ほぼ全ての大型チームに人気がある。大谷に約5億ドル(約747億円)、山本に約2億ドル(約299億円)の費用がかかるためほとんどのチームはどちらか一人としか契約する余裕がないと思われるが、ドジャースだけは両方を獲得できるという仮説が出ている」

 同記者は、山本が大谷に次ぐ2番手でも問題ないかどうかと疑問を投げかけつつ、山本の関係者らが問題ないとの姿勢を見せていることも加えている。日本選手2人が主役の今オフのFA市場。日米の野球ファンが注目している。