ソフトバンクからトレードで巨人へと移籍した高橋礼投手(28)と泉圭輔投手(26)に熱視線が注がれている。今季リーグワーストの防御率3・81を記録した救援陣の再建のため、白羽の矢が立った実績十分な両投手。近年は成績が振るわないものの、球界内からは「巨人では絶対に復活する」と断言する声も出てきた。
一息つく間もなく汗を流した。4日に秋季キャンプが行われている宮崎へ入り移籍会見を行った2人は、翌日以降はそのまま練習に参加。合流当初は緊張気味の表情こそ浮かべていたが、現在はヤングGたちと笑顔で談笑する姿も見せるなど、早くも溶け込み始めている。
2019年に12勝を挙げて新人王を獲得したアンダースロー・高橋礼と、20年から3年連続30試合以上登板を記録したタフネス右腕の泉。一方で近年は一軍で思うような成績を残すことができず、強力なソフトバンク投手陣の中でくすぶっていた。
新天地での両投手の活躍はそれぞれの努力にかかっていることは事実だが、球界内からは「巨人では必ず復活を果たすはずだ」と太鼓判を押す声も出ている。
「ソフトバンク時代に指導を仰いだ久保コーチが、巨人には巡回コーチとして在籍していますから。彼らの1番いい時期を久保さんは知っていますし、何が足りないのか、何を直せばいいのか、的確な指示をもらえるはずです」(球界関係者)
同コーチは2018年から3年間、ソフトバンクで指導。通常の指導のほか、同期入団の高橋礼には同じくアンダースローの山田久志氏とのつなぎ役を担うなど、あらゆる策に尽力した。
当の久保コーチは2人について「復活するかどうかは当人たちの努力次第」としながらも「彼らのいい時ってのはまだまだこんなもんじゃない。どこで何がおかしくなったのかをしっかりとヒアリングしてアドバイスしていきたいし、もともと知っている分コミュニケーションは取りやすいですよ」と腕をまくった。
今季はエース菅野をはじめ、横川や赤星、山崎伊などさまざまな投手を裏で支えた久保コーチ。名伯楽の手に掛かれば、両投手が輝きを取り戻す日もそう遠くはなさそうだ。












