ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すオリックスの山本由伸投手(25)は移籍市場の主役の一人だ。MLB公式サイトは7日(日本時間8日)、ゲリット・コールに次ぐ先発投手が見当たらないヤンキース、そして「コネを持っている」というカージナルスが〝日本の最強右腕〟を獲得する可能性について検証した。
まずはヤンキースだ。同サイトは山本を「日本の天才」と評すると、米スポーツ専門局ESPNのバスター・オルニー記者が「キャッシュマンGMの歴史を振り返ってみると、彼は(FA選手などを巡る)問題に直面すると、投手を獲得するという、反射的にいつも同じことをする。ヤンキースは、(山本獲得のために移籍市場の)フィールド(相場)を吹き飛ばすと思う」と発信したことを紹介した。
山本がまだ25歳で獲得に最低でも2億ドル(約300億円)が必要と予想されていること、米スポーツサイトのトレード・ルーモアーズが9年総額2億2500万ドル(約338億円)の契約を予想していることも付け加えた。
カージナルスのジョン・モゼリアク編成本部長は3人の先発投手を獲得したいと明言しているが、山本は最高の存在だろう。果たしてどんなコネがあるのか。セントルイス・ポスト・ディスパッチ紙のデリック・グールド記者はこう明かしている。
「GM特別補佐のマット・スレーター氏がオリックスのコンサルタントとして17年間務めた」「今年のWBCで、山本がカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手と侍ジャパンでともに戦った」「山本の代理人は名手ノーラン・アレナド内野手と同じジョエル・ウルフ氏が務めている」
ヌートバーは来日した際、山本のレプリカユニホームを着用して京セラドームのCSファイナルを観戦しており、アレナドも同時期にカージナルスの幹部とともに来日したと報じられた。
また記事では触れていないが、オリックスにはカージナルスのレジェンドがいる。田口壮外野守備・走塁コーチ(54)だ。2002年から07年までカージナルスでプレーし、06年のワールドシリーズ制覇への貢献は今も語り継がれている。
カージナルスのコネはヤンキース、メッツ、ドジャースらの金満球団との争いでプラスに働くのか。












