女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・星来芽依(せいら・めい=21)が、師匠・長与千種(58)直伝の〝伝説の星〟を継承する。
星来は2021年8月に長与率いる「マーベラス」を退団後、今年4月にスターダムで現役復帰。10月9日の名古屋大会で前王者の鹿島沙希を破り同王座を初戴冠した。18日のエディオンアリーナ大阪第1競技場大会でのV1戦で、挑戦者の花園桃花を迎え撃つ。
20年12月の同王座初挑戦から、3度目の挑戦でようやく手に入れたベルトを愛おしそうに見つめた星来は「やっと手に入ったベルト。めっちゃうれしくて、毎日抱きしめながら寝てます」と告白。「このベルトを持って世界中の選手と戦いたい。芽依がこのベルトを世界一のベルトにします」と同王座初の海外防衛戦をぶち上げた。
高みを目指す星来の根本には、マーベラスでの練習生時代に長与にかけられた言葉がある。「長与さんが『リングの下に眠ってる伝説の星がある。その星をつかめるのは、ごく一部の存在。だからそれを探し出せ。芽依なら取れる』って言ってくれて。その言葉をずっと信じて、つらい練習もやってきました」
現在のリングネームやマーベラス時代のリングネーム「星月芽依」、トレードマークである星の風船も長与の言葉が由来だという。マーベラスを退団し一度はリングから離れたものの、戻ってきたのはその星をまだ見つけられていないからだ。
1日に都内で開かれた会見で星来は試合時間を15本1本勝負、場外カウント10秒に変更するようロッシー小川エグゼクティブプロデューサーに訴えた。異例の要請も全ては自身の使命を全うするため。「長与さんの言っていた星をつかめるように、ハイスピードの歴史を変えていきます」。女子プロレス界随一のキラ星を目指す。












