新たな一面が垣間見えた。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(27日=日本時間28日、カナダ・バンクーバー)、男子ショートプログラム(SP)が行われ、昨季のGPファイナルで銀メダルを獲得した山本草太(23=中京大)が89・56点をマークし、首位発進となった。

「今日の公式練習はちょっと体が重たかった」というが、デビッド・ウィルソン氏が振り付けた「カメレオン」に合わせ、冒頭の4回転―3回転の連続トーループを決めると、4回転サルコーはバランスを崩しながらも何とかこらえた。3本目の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)は軽やかに着氷。「日本では自信の持てるような練習をしてきたので、あとは楽しむだけだなと思った。『ニュー・草太』を少しはカナダの地でお見せできたと思う」と振り返った。

 フリーは28日(日本時間29日)に実施される。山本は「自分のスケートの良さが出るプログラムだと思うので、フリーは『ザ・草太』を目指して頑張りたい」と決意表明。2季連続のGPファイナルに向けて、己を高めていく。

 また、友野一希(25=上野芝ク)が81・63点で3位、三浦佳生(18=オリエンタルバイオ・目黒日大)は80・80点で4位につけた。