スケートボード男子ストリートで東京五輪金メダルの堀米雄斗(24=ミクシィ)は〝カルチャー〟にも特別な思いを抱いている。

 上智大四谷キャンパス(東京・千代田区)で22日に行われたNEC社のイベントに出席した堀米は、約100人を大学・大学院生を前に、特別講義を実施。来夏のパリ五輪は現時点で出場圏外だが「日本でのスケートボード界や、世界のスケートボード界を変えていきたい。そのためには大会の結果を残すことも必要なので、五輪の出場権を獲得して、ベストを尽くしたい」と決意を述べた。

 かねて堀米は大会だけでなく〝カルチャー〟の部分も重要視。東京五輪後は自身のスケートを表現する「ビデオパート」の制作も積極的に取り組んできた。「大会は新しく出てきたもの。最初は街中で友達と遊ぶような、そういうストリートカルチャー、それこそ、スケボーだけじゃなくて、ファッションや音楽だったりとか、そういうのもいろいろつながっていて、それを全体的に表現できるスポーツ」と魅力を存分に語った。

 仲間たちと一緒に滑ることに楽しさを見いだし、今では世界のトップ選手に成長。〝好き〟という気持ちがあったからこそ、今でも競技を続けている。「撮影とかも今は五輪があるので、そちらがメインになっている部分はあるが、自分が好きなのは、街中で映像を1つのの形として、何て言えばいいかわからないが、本当にアートとか近い感じ」と胸中を明かした。

 競技のさらなる発展へ、トリックスターは多角的な視点で物事を捉えているようだ。