飲み過ぎれば二日酔いになる。そんなことはわかっていても、酒が入るとセーブできないのが酒飲みの性。自分でも相当酔っぱらっていると気づいているのに、「飲み物、ラストオーダーになりまーす」という声を聞くと、「ハイボール2杯お願いしまーす」とキープ分まで頼んでしまう。こんな具合故に、酒席後半ともなると、血中アルコール濃度は急上昇。案の定、翌日は二日酔いとなる。「飲み過ぎる自分が悪い」とわかっているが、こういう場合であっても、何とかして血中アルコール濃度を早く下げたい。ではいったいどうしたらいいのだろう?

 医師によると「血中アルコール濃度はすぐには下がらない」とのこと。だが、「肝臓でのアルコール代謝を助ける成分を含んだ食材を食べるといい」というアドバイスをいただいた。

 その代表格となるのがタコやイカである。これらには肝臓の機能を高めるタウリンが豊富に含まれている。それだけではない。コレステロールを減らし、高血圧を予防してくれる効果も期待できるのだ。居酒屋メニューで言うなら刺身、タコやゲソのから揚げ、洋風ならタコのアヒージョ、イカのフリットなどが挙がる。

 また、二日酔い点滴にも含まれるLシステインが豊富なひまわりの種や大豆も効果バツグン。ひまわりの種を出す店はそうないが、大豆製品であれば冷ややっこ、納豆、油揚げなどがある。低カロリーな上に、たんぱく質も摂れるので、ダイエット中でも安心だ。

 お腹がいっぱいで、これらのおつまみが食べられなかった時は、飲んだ後にポカリスウェットやアクエリアスといった電解質が含まれる飲料水を飲むといい。体内の水分が維持されることによって、翌朝、二日酔い特有の口喝を緩和できるからだ。私の場合は、液体ではなく、ゼリー状タイプを冷蔵庫に常備。個人差や好みはあると思うが、ゼリー状だとお腹がちゃぽんちゃぽんにならないのと、お腹も緩くなりにくいので重宝している。
 こうした二日酔いを緩和させるための努力より、飲み過ぎない努力をしたほうが建設的なのは重々理解している。それでも飲みたいのが酒飲みの性なのだ。