先日、某広告代理店にて、飲酒コントロール術のセミナーを担当させていただいた。事前に何を知りたいか聞いたところ、「太らない飲み方」という回答がダントツで多かった。そう、今の若者は意識が高く、酒を飲む際も体型維持を考えているのだ。

 そこで今回、肥満関連遺伝子検査を試みた。遺伝子検査と言ってもDHCが行っている簡易な方法で、口内粘膜を自分で採取し、郵送で送るというもの。

 聞き慣れない肥満関連遺伝子とは、肥満に関わる遺伝子のこと。この検査でわかる肥満関連遺伝子は、①脂肪の蓄積に関わるβ3AR遺伝子、②脂肪の燃焼に関わるUCP1遺伝子、③脂肪の分解に関わるβ2AR遺伝子の3種類。これらが変異しているか否かを判明させることによって、どういう栄養素を控えたらいいのかが科学的にわかる。

 私はと言うと、β3AR遺伝子とUCP1遺伝子の2種に変異があった。体型的に言うと下半身に肉がつきやすい洋なし型。悔しいが、思い切り合致している。そしてまた食事の好みも肉や揚げ物、クリームが大好きというのも、「どっかで私を見てるんかい!」と言いたくなるほどドンピシャ。つまり気をつけるべきは糖質よりも脂質だということが明らかになった。

 実際、あすけんやFiNCなどのアプリで食事と体重管理をしていると、脂質を中心とした食事が続くと確実に体重が増えているのがよくわかる。実は数年前にそれに気づき、糖質制限を止め、脂質をなるべく摂らないようにしたらスルッと痩せたのだ。今回この検査をして、肥満関連遺伝子はもちろん、日々の体重・食事管理の大切さを改めて実感した。「ダイエットしているのに、なかなか体重が落ちない」という方は、自分に合った食事やおつまみを選べていないのかもしれない。気になる方は、ぜひ肥満関連遺伝子検査をしてみて欲しい。

 とは言っても、外飲みの時くらいは好きなものを食べたい。しかし、最初から最後まで肉12品コースを堪能したら、翌日1・3キロも増えていた。肥満関連遺伝子はウソをつかないのだ。